よけのまいのにんげん

いつかの為の遺書です。

短歌練習

赤ん坊ホトケといえど言わんだろ天上天下唯我独尊

 

起きるのがめんどくさくて水飲めないそのまま乾きとんでいきたい

気に入らぬ服をなんとか着ているがこんな種類の努力はなんだ

何色が似合うか知らんまま選ぶ買うのはいつも博打じゃ頬紅

一枚じゃなく二枚つかんだティッシュにも失敗したと思う様な日

 

短歌(即興)

かたい革ならすためにもブーツ履く強い生き物いまだ成れない

軽薄で謝りもせず嘘つきでそれでもわたしより許されて

たんかんの皮をむいてるゆび負傷よくわからない傷ばかり増え

ごま油最後に足して火をとめるわたしは野菜炒めの外で

減りかたの変なせっけん眺め風呂生きていくのは奇妙なことか

愚痴


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あほらしいな、と思うタイプの人との付き合いを切りたいがなかなか決断できなくておのれの脆弱さが嫌になる、花粉とびはじめてる日。

というかこんなことで陰鬱な気持ちになりたくないしイライラもムカムカもしたくない。

ばかだなわたし。

 

 

編み物いろいろしたいが追いついてない。


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雑多(即興短歌)

はっさくを剥く手がうまく動いた日おのれの内部降りてはもどる

茹でるにはちいさい鍋にパスタ入れわたしの暮らしこの程度です

新しい安い口紅開封しわたしの印象消してとつかう

苦手だと思っていたが缶チューハイのめるようにはなった労働

本読む日編み物の日と料理の日なにもできぬ日くりかえして死

 

即興(短歌)

うまくないみかん無理やりたべているみかんに責任ないはずだもん

友人がくれた水筒すきなのに久々つかうわたし人間

あした着る服だしとくと朝べんり生きるの嫌となる前に着る

 

包丁でりんごの皮をむかないで食べたほうのが歯茎血がでる