よけのまいのにんげん

いつかの為の遺書です。

正気です

今晩中に死ぬしかないなと思ったし今なら飛び降りも出来ると思った。ので病院に電話した。自殺が罪なことなら止めるべきなのではと思ったから。
当直の医師が私を診るらしい。
それによって私のいつかの死は形作られるとも言える。
仕事だから看護師も医師も軽薄な応答を繰り返す。彼ら彼女らが何かをミスる度に私がイライラしたって彼ら彼女らは仕事なのだからお門違いです。
仕事で私に接しているのだから。
いくら私がこんなにも正気でも彼ら彼女らには全く関係ない。
私はとても正気です。真っ直ぐ死ぬしかないから真っ直ぐ死ぬのです。いつか。