よけのまいのにんげん

いつかの為の遺書です。

コレクション

春の海におきざりにされたCDアルバム

わたしの右手の傷

すべて桃色の地獄の季節。

去らねばならない

そんなものない

いくつかの地獄

多様な地獄

いくつもの軸があることを地獄、

伐採された野垂れ死にを

わたしは守れなかっただけです

ネオテニー

じゅじゅんでいく地獄

しらないやつを

とりかえす星

たおやかに静観

うごかないものだけが正しい可能性

消していく罪悪感/咲く罪悪感

見栄えだけ追うそんなやつらに見せるかたちなんてない

発見されたわたしでありたい。

わたしばかりが過剰のコレクション

コレクション