よけのまいのにんげん

いつかの為の遺書です。

インクジェットプリンターをかち割ったらただのゴミであるようにまたわたしもゴミであるので今日もスチールトゥで自他共々の人体を殴ってゴミをふやしているだけで安上がりのあいつはそろそろくたばってほしいって願いをささやかだと信じてます、だれもかれものなにかのどこかはきっと透明で静かなんだとかのたまうこの世のにぶい勘違いを撒きちらしてたのしいですか? って結局わたしもちゃんとつきつけられぬままの春とか雨とかの経過だけが尊い。なにもかも尊くないことだけを知ってしまっても糾弾されるのであればみんなうそをついてみんな負けてしまうしかないでしょうねとだれも言わないおもってもいない?

かなしいことも尊くなく多幸なことも尊くなくしあわせや尊さをはかれるほどそもそも人類はかしこくもなく能もないはずであると気づいているのになぜそんなにみずからの立場が保障されているとおもっているのかわからないままただ沈んでいく、また死体の土に、それはきっとこわくない正しいことだと思えばいいのでしょう。みずからを惨殺されない前提ですごしていられるひとばかり羽ばたく権利があるならきっと撃ちおとしたいひとばかりも在るでしょう。きっと免罪符は免罪符とすぐ気づいてわかってしまって免罪符以上にはなれず免罪はきっと為されない、(このことを)今夜のなぐさめにどうぞ。