よけのまいのにんげん

いつかの為の遺書です。

雑多(即興短歌)

はっさくを剥く手がうまく動いた日おのれの内部降りてはもどる

茹でるにはちいさい鍋にパスタ入れわたしの暮らしこの程度です

新しい安い口紅開封しわたしの印象消してとつかう

苦手だと思っていたが缶チューハイのめるようにはなった労働

本読む日編み物の日と料理の日なにもできぬ日くりかえして死