よけのまいのにんげん

いつかの為の遺書です。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

練習も兼ねて短歌

世の中のなんにもならぬ人として生活してる白菜を切る あたまから落ちてみたいとカレールウはみ出す袋崖には行かず ジーパンにブリーチ加工してる冬ダメージ加工する春も来る 疲れてるときはひとりで文鳥の写真ながめてあのひと嫌い

短歌(即興)

かたい革ならすためにもブーツ履く強い生き物いまだ成れない 軽薄で謝りもせず嘘つきでそれでもわたしより許されて たんかんの皮をむいてるゆび負傷よくわからない傷ばかり増え ごま油最後に足して火をとめるわたしは野菜炒めの外で 減りかたの変なせっけん…

愚痴

あほらしいな、と思うタイプの人との付き合いを切りたいがなかなか決断できなくておのれの脆弱さが嫌になる、花粉とびはじめてる日。 というかこんなことで陰鬱な気持ちになりたくないしイライラもムカムカもしたくない。 ばかだなわたし。 編み物いろいろし…

雑多(即興短歌)

はっさくを剥く手がうまく動いた日おのれの内部降りてはもどる 茹でるにはちいさい鍋にパスタ入れわたしの暮らしこの程度です 新しい安い口紅開封しわたしの印象消してとつかう 苦手だと思っていたが缶チューハイのめるようにはなった労働 本読む日編み物の…