よけのまいのにんげん

いつかの為の遺書です。

短歌(即興)

かたい革ならすためにもブーツ履く強い生き物いまだ成れない

軽薄で謝りもせず嘘つきでそれでもわたしより許されて

たんかんの皮をむいてるゆび負傷よくわからない傷ばかり増え

ごま油最後に足して火をとめるわたしは野菜炒めの外で

減りかたの変なせっけん眺め風呂生きていくのは奇妙なことか